基本情報:《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》
カテゴリー |
内容 |
カードタイプ |
リンク・効果モンスター |
属性 |
闇属性 |
種族 |
悪魔族 |
リンクマーカー |
左 / 右 / 左下 / 右下 |
攻撃力 |
2800 |
リンク素材 |
悪魔族モンスターを含むモンスター2体以上 |
発動条件 |
各効果は1ターンに1度まで |
効果① |
メインフェイズに手札1枚を捨て、フィールドのカード破壊 or 自身を除外し光・闇属性モンスター蘇生 |
効果② |
スタンバイフェイズに墓地のモンスター種族数に応じてドローし、手札をデッキに戻す |
ニュース形式効果考察:
【登場背景】
《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》は「SUPREME DARKNESS」に登場した闇属性・悪魔族のリンクモンスターです。このカードは、ターンごとにフィールド制圧やリソース補充を可能にする柔軟な効果を持ち、特にデッキ構築の幅広いサポートが期待されています。特定のテーマとのシナジーや独特の効果から、多くのデュエリストに注目されています。
【効果①: 汎用的な制圧力】
このカードの1つ目の効果は、メインフェイズ中に手札を1枚コストとして捨て、2つの選択肢を提供します。
1つ目は、フィールドのカード1枚を破壊するという非常に汎用性の高い効果。対象を取らず、カードの種類や状態に関係なく破壊できるため、相手の強力なモンスターや永続カードを除去するのに効果的です。
2つ目は、このカード自身をエンドフェイズまで除外し、墓地から光・闇属性のモンスターを特殊召喚するという効果。これにより、蘇生したモンスターで相手の行動を制限するなど、戦略的な動きが可能です。特に、相手のターンで使用することで、除去や無効化を回避しつつ次の自分ターンへの準備ができます。
【効果②: 種族を活かしたドロー効果】
スタンバイフェイズに発動できる2つ目の効果は、墓地のモンスターの種族の種類に応じたドロー効果です。手札を増やすだけでなく、不要なカードをデッキに戻すことで次のターンの展開に備えることができます。この効果を最大限に活用するためには、複数種族を含むデッキ構築が推奨されますが、手札誘発カードを自然に取り入れるだけでも十分なリソース管理が可能です。
【相性の良いデッキ】
- 【ライトロード】・【魔轟神】: 光・闇属性のモンスターを多く採用しており、墓地肥やしを得意とするこれらのデッキでは、ア=バオ・ア・クゥーの蘇生効果が特に活躍します。
- 【イビルツイン】: トラブル・サニーなどのモンスターとのシナジーが強力です。ターンごとの展開と破壊効果が組み合わさり、アドバンテージを獲得しつつ安定した展開が可能。
- 【未界域】: 未界域モンスターの効果とリンク召喚のコンボにより、このカードの手札コストを活かしつつ展開を加速させることができます。特に暗黒界や魔轟神との相性も良好です。
《ナイトメア・スローン》が手札に存在する場合は発動して《サクリファイス・D・ロータス》をサーチ。
《サクリファイス・D・ロータス》を召喚し、自身をリリースして《スピリット・オブ・ユベル》をリクルート。
《スピリット・オブ・ユベル》で《ナイトメア・ペイン》をサーチ。
《ナイトメア・ペイン》を発動し、《スピリット・オブ・ユベル》を破壊して《ヘルグレイブ・スクワーマー》をサーチ。
破壊された《スピリット・オブ・ユベル》の効果で《ユベル》をリクルート。
《ヘルグレイブ・スクワーマー》を自身の効果で特殊召喚。
《ヘルグレイブ・スクワーマー》をリンク素材に《リンクリボー》をリンク召喚。
《ヘルグレイブ・スクワーマー》の墓地効果で《サクリファイス・D・ロータス》を蘇生。
《サクリファイス・D・ロータス》をリンク素材に《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚。
フィールドの《ユベル》、《リンクリボー》、《サクリファイス・アニマ》をリンク素材に《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚。展開したい光・闇属性1体を墓地に送る。
墓地の《スピリット・オブ・ユベル》と《ユベル》をデッキに戻して《ファントム・オブ・ユベル》を特殊召喚。
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》と《ファントム・オブ・ユベル》でこのカードをリンク召喚。手札を1枚捨てて⑩で墓地に用意したモンスターを蘇生。
【総評】
《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》は、場の制圧とリソース管理をバランスよく提供できる優れたリンクモンスターです。特定のテーマと組み合わせることで、さらに効果を引き出せる一方で、汎用性も高く、さまざまなデッキでの採用が期待されています。戦略的な除外効果や種族ドローの活用が勝負の鍵となるでしょう。
《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》の回し方は、その多機能な効果を活かしつつ、状況に応じて柔軟に対応するのがポイントです。以下に基本的な回し方やコンボ例を紹介します。
基本的な回し方
1. リンク素材の確保
《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》はリンク4モンスターであり、リンク召喚には「悪魔族モンスターを含むモンスター2体以上」が必要です。悪魔族を採用するだけでなく、トロイメアなどの展開補助カードを使うことで、簡単にリンク素材を揃えることができます。
- **【イビルツイン】や【未界域】**などのデッキなら、悪魔族モンスターが多く、展開力も高いためリンク素材を揃えるのは比較的簡単です。
- トロイメアやその他のリンク2モンスターを経由して、リンク召喚に繋げるのも一つの手です。
2. メインフェイズでの効果発動
リンク召喚後は、(1)の効果を利用して盤面を制圧します。
- 破壊効果を使う場面: 相手の強力なモンスターや永続魔法・罠カードを処理したいときに、手札を1枚捨てて相手のカードを破壊します。この効果は対象を取らないため、厄介な耐性を持つモンスターも除去可能です。
- 除外と蘇生効果を使う場面: 自身を除外して一時的にフィールドから退場させ、墓地の光・闇属性モンスターを蘇生します。これにより、蘇生したモンスターの効果を利用したり、ア=バオ・ア・クゥー自身を相手の除去効果から守ることができます。
3. 相手ターンでの効果発動
相手のターンにも、(1)の効果を発動できるため、相手の行動を妨害することが可能です。
- 破壊効果で相手の展開を妨害する。
- 蘇生効果を使い、相手のターンで厄介な効果を持つモンスターを蘇生。例えば、《アーティファクト-デスサイズ》を相手のターンに蘇生してエクストラデッキの封印を狙うなど、状況に応じた戦略が可能です。
4. スタンバイフェイズで手札リソースを補充
次の自分のスタンバイフェイズに、(2)の効果で墓地に存在するモンスターの種族の数だけドローします。ドロー後、手札をデッキに戻すことでデッキ圧縮と必要なカードの準備が整えられます。
- この効果を最大限活かすには、複数の種族を採用することが理想ですが、汎用性の高い手札誘発カード(《増殖するG》、妖怪少女など)を自然に取り入れることで、無理なく種族を増やすことができます。
コンボ例
1. 【イビルツイン】とのコンボ
- イビルツインのリンク2モンスター2体を使って、《トラブル・サニー》をリンク召喚し、その後ア=バオ・ア・クゥーをリンク4としてリンク召喚します。
- 相手のターンに、ア=バオ・ア・クゥーの蘇生効果を使い、墓地から《トラブル・サニー》を蘇生し、再び展開して破壊やドローを狙います。
- 次の自分のターンでスタンバイフェイズに**(2)の効果**を使い、手札を補充します。
2. 【未界域】とのコンボ
- 未界域モンスターの展開力を使って、ア=バオ・ア・クゥーをリンク召喚します。
- (1)の効果で手札の未界域モンスターを捨てて、フィールドのカードを破壊しつつ、未界域モンスターの捨てられた際の効果を発動します。
- 相手ターンでは、ア=バオ・ア・クゥーの蘇生効果で未界域モンスターや、闇属性の強力なモンスターを蘇生し、相手の動きを制限します。
3. トロイメア経由の展開
- トロイメアを経由してア=バオ・ア・クゥーをリンク召喚。展開力のあるデッキならトロイメアを利用して簡単にリンク4を狙えます。
- その後、相手ターンで**(1)の効果**を使い、手札コストを無駄なく使って破壊や蘇生効果を発動。
回し方のポイント
- 相手ターンの妨害を常に意識する
ア=バオ・ア・クゥーは、相手ターンでもフリーチェーンで妨害できるため、手札や墓地の状況を確認して、最適なタイミングで効果を発動しましょう。
- 光・闇属性モンスターの墓地肥やし
蘇生効果を活かすために、光・闇属性モンスターをできるだけ早めに墓地に送っておくことが重要です。【ライトロード】や【未界域】など墓地肥やしを得意とするデッキなら、この効果が非常に活かしやすいです。
- 無駄のない手札コストの使用
手札を捨てるコストが必要なため、手札誘発モンスターや墓地効果を持つカードをコストとして使用することで、効率的にアドバンテージを稼ぐことができます。
以上のように、リンク素材を揃える展開力と、相手ターンでの妨害・除去を両立させることで《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》を最大限に活かすことができます。
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